90年代からのロングセラー
洗練を続けた現代の結桶


桶栄 ボトルクーラー
通常販売価格
- 樹齢300年の木曽産天然さわら・ひのきを使用
- 保温・保冷に優れた木桶の長所を発揮
- 完成まで約80工程、最低2年を要する熟練技
700年つづく結桶を現代に継ぐ
東京で作っているのは私1人と言っていいと思います。
東京深川の地で江戸結桶をつくりつづけてきた「桶栄」。4代目川又 栄風さんはその最後の、最高の技術を継ぐ結桶師です。
清浄な木肌が美しい桶栄の結桶
約700年前に日本で確立した技術「結桶」。並べた短冊状の板を箍(たが)で締めたそのかたちは今も変わらず、塗装をかけずに磨きあげられた清浄な木肌は工業製品にはない生き物の美しさであると感じます。
「桶栄」のある東京の深川エリアは良質な木材が集まる場所として栄え、かつては数百の材木商が立ち並んでいました。永代橋を越えて深川に入ればあたり一面に木の香りが漂う。そんな土地であったようです。
結桶の材料とするのは貴重な樹齢300年の木曽産の天然さわらと天然ひのきのみ。その理由は、長い年月により年輪が澄み、歪みが生じにくいことや、まろやかな肌触りに仕上がること、手に持てば軽く、そして抗菌や耐水の力が強いというさまざまな特長があるため。
4代目川又 栄風さんのつくる結桶は、創業より作られてきた代表作「江戸櫃」をはじめ、和でも洋でもマッチするようにデザインされた「コンテナシリーズ」など、保温、保冷に優れた柔軟な木の器は、お米を入れるだけでなくパンを入れたり氷を入れたりと持ち主の工夫で独自の使い方もできる。そしてほんのりと爽やかな木香が楽しめることも魅力です。
桶栄のものづくりについて
結桶づくりは職人仕事の中では工程が多く、丸太の下ごしらえから完成まで約80工程もあるといい、1つの結桶が完成するのに最低でも2年。そしてそれぞれの工程に熟練するのに10年は要するのだというから、結桶づくりの大変さは想像を絶します。
桶づくりには多種多様な道具を使う
伝統的結桶技法は、木片と木片の“合わせ目の技術”ともいえます。工場での量産製作とは、比較にならないほど緻密な精度の高い仕事です。
創業以来、一大商業地東京でしのぎを削ってきた。モノも人も集まればそこに一番いいものを作る技術が集まる。洗練を続けた桶栄の結桶は日本人のものづくりの歴史が潜む、まさに一生ものの製品です。
確かな技術と削ぎ落された美しさ
白木の柾目が映えるワインクーラーは、日本の食卓にワインが普及した1990年頃に発注を受けて製作したのが最初です。保温、保冷に優れた木桶の長所が存分に発揮されます。ワインフルボトルや日本酒4合瓶に最適なサイズでその美しさと機能性から30年以上作り続けているロングセラーの逸品です。
全体の印象をスッキリと清らかに、かつ優しく引き締める洋白銀の箍の煌めきと磨き上げられた木の美しさが高級感を醸し出します。従来は木を固定するための箍(たが)に銅を使用していましたが、変色や腐食が生じにくく、美しい光沢が特長である洋白銀の箍を使用しています。
※洋白銀とは主に銅にニッケルと亜鉛を加えた合金のこと
白木の柾目が美しいボトルクーラー
商品詳細・配送・お問い合わせ
ご購入の際の注意点
- この商品は株式会社SoGooが販売、有限会社 桶栄川又が発送します。
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・北東北 1,350円
・南東北 1,230円
・関東・信越 1,230円
・北陸・中部 1,230円
・関西 1,350円
・中国・四国 1,480円
・九州 1,740円
・沖縄 2,070円
■使用後は、影干しで自然乾燥してください。
■ふきん・へちま・スポンジ 使用可
■石鹸・クリームクレンザー・泡立てた中性洗剤 使用可