「東京で作っているのは私一人と言っていいと思います」——東京・深川で江戸結桶をつくり続ける桶栄。4代目・川又栄風さんは、その最後の技を継ぐ結桶師です。
短冊状の板を並べ、箍(たが)で締める。約700年前に日本で確立したかたちは、今も変わりません。材に使うのは樹齢300年の木曽産天然さわらと天然ひのきのみ。丸太の下ごしらえから完成まで約80工程、ひとつの桶ができあがるまでに最低2年を要します。塗装をかけず磨き上げられた白木の肌が、静かな艶を放ちます。
新商品や限定品、つくり手のストーリーをお届けします。
※配信頻度:おおよそ週1回