シェドゥーブル
日常に紅茶の潤いを
世界を巡り出会った傑作茶葉
2021.12.22
ミシュラン星つきレストランも認める、品質と鮮度へのこだわり
シェドゥーブル(Chef-d’oeuvre)とは、フランス語で「傑作」という意味。
高級紅茶ブランド「シェドゥーブル」は、インドやスリランカ、中国など、紅茶を育む風土に恵まれた世界の産地をめぐり、旬の時期に手摘みされた香り高い茶葉を厳選しています。
丹念に手摘みされ、熟練の職人の手により発酵度合を見極めて香りと味わいを引き出し生産された上質な茶葉を、シェドゥーブルでは品質と鮮度にこだわり、摘みたての美味しさを産地より空輸で直輸入。
さらに日本の水で抽出し、ティーマイスター(お茶の鑑定士)により何度もテイスティングを重ね、最上品質の茶葉のみを選び抜いています。
驚くのは、その豊かな香り。まるでアロマのような香り高い茶葉にお湯を注いで、抽出された紅茶をひとくち含めば、コク深い味わいに心が和らぎます。
そんな「世界でいちばん美味しい紅茶を追求する」というシェドゥーブルの紅茶は、ミシュラン星付きの高級レストランや、ラグジュアリーホテル、有名パティスリーでも採用されるほど。
茶葉本来の味わいと香りへの徹底したこだわりによって、日本国内だけでなく海外の紅茶愛好家からも評価されており、上質を求める方々から愛される一杯を生み出しています。
運命を変えた一杯の「ダージリン」
世の中に素晴らしい紅茶があることを多くの人へ伝えたいと思ったんです。
シェドゥーブルは、代表・工藤 将人さんの想いからはじまりました。
工藤さんは大学卒業後、商社に勤務し大手飲料メーカー向けの紅茶の輸入に従事。香料や添加物なしで茶葉本来の味で勝負できる紅茶ドリンクの開発にも参画し、おいしい茶葉を求めて世界各地を巡りまわったのだそうです。
インド・ダージリン茶畑
それまでは市販されている一般的なティーバッグの紅茶しか飲んだことがなかったという工藤さんは、海外の産地でいただく摘みたての新鮮な紅茶のおいしさに衝撃を受けたといいます。
なかでも、仕事が多忙を極めていたある日のこと、残業中のひと休みにサンプルのテイスティングを兼ねて同僚と飲んだ「ダージリン」のシングルエステートティーは、今まで飲んだどの紅茶よりも格別なものでした。上品な香りと味わいに、張りつめていた心がほぐれ、フッと体の力が抜けるようなリラックスした気分になれたといいます。
多忙な日々を過ごす日本人の生活には、紅茶の豊かな香りと潤いが必要なのでは?
その後、海外駐在や留学を通して世界のティータイムを楽しむ文化に触れて、転職をしても頭の片隅からあの「ダージリン」の芳醇な香りと味わいを忘れることができなかったといいます。
日常においしい紅茶のあるくつろぎの時間を提供していきたい。
こうして工藤さんは、各分野のプロフェショナルな仲間たちとともに「シェドゥーブル」を立ち上げ、長年の想いを実現させます。
紅茶の旬に手摘みし、茶葉の個性を最大限生かす職人技
そんなシェドゥーブルでは「傑作」の名に相応しい、旬の時期に手摘みされた上質な茶葉のみを使用しています。
例えば、ヒマラヤ山脈の麓・ダージリン地方で摘まれる「ダージリン」は、年に3回、春、夏、秋に旬を迎えます。収穫時期によって味も香りも大きく変わるため、紅茶の奥深さを楽しむことができるのだそうです。
雪が溶けて暖かくなった春、その年一番の新芽を摘み取りつくられるのが「ファーストフラッシュ」です。青々とした茶葉は、お湯を注ぐと輝くような黄金色に変わります。若葉のようにみずみずしい風味は、緑茶にも似た爽やかな味わいです。
夏摘みの「セカンドフラッシュ」は、味・香りともに最も充実したクオリティとなる茶葉に育ち、華やかでフルーティな香りと芳醇な味わいが特徴です。そして、秋に摘まれる「オータムナル」は、円熟したまろやかな味わいに変わります。
左:ダージリン「ファーストフラッシュ」右:ダージリン「セカンドフラッシュ」
もちろん、生産者たちのこだわりも。 高品質な茶葉は早朝、朝露に濡れて芽生えたばかりの一番やわらかい新芽を丁寧に一つひとつ手作業で丁寧に摘み取り、萎凋、揉念、発酵、乾燥、それぞれの工程を丹念に見極めて茶葉が持つ味と香りを引き出しています。
紅茶の製法は同じでも、茶葉の個性を最大限に引き出す技術は職人の手にかかっているのだそう。茶葉を摘み取る時間や、揉み方、発酵の時間、火入れのタイミングなどで茶葉の味が変わってくるため、細心のジャッジを重ね、極上の紅茶へと仕上げていきます。
「LIFE with TEA」暮らしのなかに紅茶を
忙しくて走りつづける人が多い現代だからこそ、紅茶でひと息ついてリフレッシュしてもらえたらと思っています。紅茶を暮らしに添えて、会話が弾んだり、アフタヌーンティーを楽しんだり、より豊かな毎日を送れたら幸せですよね。
かつて自分が救われたように、たくさんの人に美味しい紅茶で笑顔になってほしいと語る工藤さん。
紅茶にはテアニンという成分が含まれていますが、リラックス効果がある上に、快適な睡眠を促進したり、集中力が高まったりという効果も期待されます。
最近のデータによると、コーヒーや緑茶よりも紅茶の方が会話が弾むという研究結果も報告されているのだとか。紅茶はビジネスシーンの潤滑油として、コミュニケーションのツールとしても優秀です。
また、シェドゥーブルでは、オーダーメイドでオリジナルの茶葉をつくることもできるため、自分好みの一杯にも出会うことができます。
味と香りに徹底的にこだわり、産地の人々や職人たちの想いが詰まった傑作は、ホッと心と身体を包んでくれるはずです。