錦松の詳しいお手入れ

 

 

錦松の育て方

 

 

錦松に適した用土

 

 一般には赤玉に砂を混用したもの使用します。なお、【石木花の土】が適合します。 

 

 

植え替え

 

若木は2~3年に1回、春の花後または秋に植え替えます。

 

 

樹形を維持する方法

 

短葉法

 

※肥料を与えることを前提に、以下の作業を行います。「短葉法」といって、1年に2度新芽を芽吹かせることで短く端正な葉になり、整った樹形を作る方法です。

 

◯「芽摘み」
4月に入ったら葉が伸び始める直前に勢いの強いものだけを半分におります。弱い芽は残します。

 

◯「芽切り」
7月には弱い芽から順に新芽を元の部分から切り落として前年葉のみにします。強い芽は1~2週間後に芽切り作業をすると、秋ごろには新たに芽吹いた2番芽の大きさが揃います。

 

◯「芽かき」
芽切りしてしばらくすると、切った位置から数個の芽が出てきます。これらの中から2芽残して他の芽は摘み取ります。芽を残した方向に枝が伸びるのをイメージして残す芽を決めます。

 

◯「葉すかし」
12月になったら混み合った葉をすかすような感じで古い葉を抜き取ります。

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この作業を行うことによって、葉を短く均等に整えるとともに、枝数を増やしていくのが黒松の短葉法です。

 

 

育成のポイント

 

  •  新葉の時期は乾きやすいので要注意。朝に水をやっても夕方乾いてしまう事もありますので、こまめに乾きを確認しておきましょう。

  • 植物に四季を体感させてあげることで末永く健康的に育成できます。屋外管理推奨ですが、少なくとも冬は寒いところで管理しましょう。
  • 肥料を好みますので、定期的に与えましょう。しっかり与えることで元気に成長します。
  • 屋内管理の場合は日照や風通しの条件が悪く、元気がなくなりやすいです。その場合は「活性剤」を定期的に与えることでより健やかに育成可能です。

 

錦松の育て方