クチナシの詳しいお手入れ
クチナシに適した用土
一般には赤玉単用または、鹿沼土や腐葉土を混用したもの使用します。
【石木花の土】が該当します。
植え替え
おおよそ2~3年に1回、植え替えます。鉢土が盛り上がったり、鉢底から根っこがたくさん出ているようだと根が鉢内で充実しているサインです。植え替えの際は根を1/3程度まで切って整理しましょう。しっかり根を切ることで新しい根の発根が促進されますので大切な事です。
適期は春先~温暖な気候の時期がオススメです。植え替え後はあまり寒さに当てないように気遣いが必要です。
剪定
基本的には輪郭を整えるように剪定しておきます。肥料を定期的に与えているなど、生育状況が良ければ剪定したところで枝分かれします。そして枝数が充実してきたら忌み枝を剪定します。
また、幹の根元から勢いよく伸びる徒長枝(ひこばえ)は必ず根元から切り落としましょう。放っておくとどんどん伸びてしまいます。
とても丈夫な性質で、多少切り間違えてもまた芽吹いてくれますので怖がる必要はありません。そういった意味でも初心者に優しい樹種と言えます。
クチナシの育成のポイント
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植物に四季を体感させてあげることで末永く健康的に育成できます。
- 暖地性の植物で、やや日陰に自生することが多いです。しかし、鉢植えでは日当りの良い場所で育成した方が枝葉も引き締まり美しい姿となります。
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夏の水切れに注意します。朝に水をやっても夕方乾いてしまうようなら置き場所を工夫し、できるだけ涼しいところで管理しましょう。どうしても乾いてしまう場合は腰水でしのぎます。※腰水の常用はNGです。あくまで暑い期間限定にしましょう。
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古い葉は紅葉したあと落葉します。
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つる性の植物なので、新芽をどんどん伸ばします。放っておくと伸び放題になってしまうので、伸びすぎだと感じたらその都度切り取りましょう。
- 長年育成すると枝ぶりが充実して枝先の葉が密集してきます。そうなった場合は一部の枝を剪定して抜いてあげたり、枝元の葉を透いて風通しを良くしてあげましょう。
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肥料を好みますので、定期的に与えましょう。しっかり施肥して日当たりのいい環境で育てるほど花を良く咲かせます。
- 特に屋内管理の場合は日照や風通しの条件が悪くなりやすいため、活性剤を定期的に与えることでより健やかに育成できます。