キバナジャスミンの詳しいお手入れ
キバナジャスミンに適した用土
一般には赤玉単用または、鹿沼土やバーミキュライトを混用したものを使用します。
植え替え
若木は2~3年に1回、植え替えます。鉢土が盛り上がったり、枝から気根(根っこ)が出るようだと根が鉢内で充実しているサインです。適期は春先または秋ですが、植え替え後はあまり寒さに当てないように気遣いが必要です。
剪定
つる性で枝が伸びやすいので、こまめに剪定します。特に枝の内側から勢いよく伸びる徒長枝は必ず根元から切り落としましょう。放っておくとどんどん伸びてしまいます。
とても丈夫な性質で、多少切り間違えてもまた芽吹いてくれますので怖がる必要はありません。そういった意味では初心者に優しい樹種と言えます。春には花を咲かせますので、10月以降の剪定は控えましょう。
キバナジャスミンの育成のポイント
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植物に四季を体感させてあげることで末永く健康的に育成できます。
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夏の水切れに注意します。朝に水をやっても夕方乾いてしまうようなら置き場所を工夫し、できるだけ涼しいところで管理しましょう。どうしても乾いてしまう場合は腰水でしのぎます。※腰水の常用はNGです。あくまで暑い期間限定にしましょう。
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古い葉は紅葉したあと落葉しますが、長年育成すると枝ぶりが充実して枝先の葉が密集してきます。そうなった場合は一部の枝を剪定で抜いてあげたり、枝元の葉を透いて風通しを良くしてあげましょう。
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つる性の植物なので、新芽をどんどん伸ばします。放っておくと伸び放題になってしまうので、伸びすぎだと感じたらその都度切り取りましょう。
- 新芽が程よく伸びてとまったら、花芽を先端につける可能性大。見守りましょう。逆に新芽の成長が止まらずにどんどん伸びる場合は花芽はつかないことが多いです。
- ある程度の日陰でも元気に育ちます。しかし、花芽をたくさん付けるためには日当たりの良い場所での育成をオススメします。
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肥料を好みますので、定期的に与えましょう。しっかり施肥して日当たりのいい環境で育てるほど花を良く咲かせます。
- 特に屋内管理の場合は日照や風通しの条件が悪くなりやすいため、活性剤を定期的に与えることでより健やかに育成できます。