ヤマモミジの詳しいお手入れ
ヤマモミジに適した用土
基本的には赤玉土を主体に砂を2~3割混ぜた混合土を使用します。
「石木花の土」が適合します。
植え替え
ヤマモミジの植え替えの時期は2~3月。落葉している状態で行います。葉がついた状態での植え替えは木にダメージを与えることもあります。2~3年おきを目安に行うといいでしょう。
種まき
ヤマモミジの種子を採取(3月頃)したら、用土の上に適当な間隔をあけてまきます。用土は赤玉土単用(1~3㎜の小粒)などでも可能です。
種をまいた後は乾燥しないよう、常に用土が湿っているように注意してください。ヤマモミジの発芽は3月下旬から4月にかけてなので、その時期に合わせて種をまくといいでしょう。
挿し木
ヤマモミジの挿し木は古枝挿しなら3月頃、新梢挿しなら6~7月頃が最適な時期です。挿した後3~4日程は日陰で管理し、その後は風のない半日陰に移動します。新芽が伸びてきたら日の当たる場所に移動してください。
ヤマモミジ育成のポイント
- 植物に四季を体感させてあげることで末永く健康的に育成できます。特に冬はしっかり休ませてあげましょう。
- 鮮やかに紅葉させるには、夏場の管理が重要です。夏は直射日光を避けた、明るい日陰や半日陰で管理します。よしず等で日陰を作るのもいいでしょう。
- 乾燥に弱いので、水切れさせないように注意します。朝に水をやっても夕方乾いてしまう様なら置く場所を工夫し、出来るだけ涼しい所で管理しましょう。どうしても乾いてしまう場合には、腰水で凌ぎます。※日々の育て方をご参照ください。
- 暑い時期は朝や夕方に葉水をするのも大変効果的です。
- 屋内管理の時間が長いと、徐々に元気がなくなってしまいます。できるだけ自然の風に当てて育てるよう心がけましょう。雨の日は外に出して雨に当ててあげたり、夜は夜露に当てたりするとリフレッシュできます。
- 活性剤を定期的に与えることで、より健やかに育成できます。