隙間のない手描き細描
アートピースを暮らしのなかで
米久窯 赤網金襴手更紗小紋 宝珠
通常販売価格
- 現在は約20人のみが描ける九谷焼「赤絵」
- 30年を超える実績の米久 和彦さんが受注制作
- リビングや書斎に。小さく存在感のあるアート
九谷焼 赤絵作家 米久 和彦氏が描くBy Emotion限定品
今この瞬間に出来る最高のものをつくっていきたい、つくり続けなければ、という思いで形を、描く線の一本いっぽんを、点の一粒ひとつぶを吟味して描き、この作品をつくりました。
作品名は「赤網金襴手更紗小紋 宝珠」。
高さ、直径ともに7cmほどの器に細かい模様が隙間なく描かれている、人の手が生み出したとはにわかには信じられない作品です。
小さくても存在感のあるこの作品。
By Emotion限定販売品として、制作に入り30年の作家、米久 和彦さんに制作をお願いしました。
希少な技術、九谷焼「赤絵」
九谷焼の歴史は、江戸時代初期まで遡ることができます。中でも赤や金の細描を作風とする赤絵の歴史は比較的新しく、江戸末期に興りました。
明治時代の最盛期には200〜300人の職人が赤絵に従事したものの、現在では20人弱まで減っているとのこと。
赤絵の技術を現代に受け継ぐ米久さんは2020年に制作30周年を迎えたことから、初心に還って赤絵の基礎である網の目を内側に配し、外側にはオリジナルの更紗小紋を描きました。
米久さんは作品を生み出すうえで必要なことを「メンタル」と「座り続ける体力」と表現します。 筆運びには精神状態が顕れ、また絵具も昨日と同じ色は二度と出ないことから、自ずと作品は同じものが二つとしてないものとなります。
作品はすべて手描きで制作
使う絵具はオリジナル。紅殻に鉄錆と光沢を出すためにガラスの成分を入れています。
赤い絵具は毎日摺って生まれる
絵筆は毛が新しいと模様が描けません。
下絵で3年使い、油が抜けたところでハサミを入れて芯だけ残しており、手入れをすることで10〜15年は使えると言います。
細さの微妙に異なる絵筆たち
赤はおめでたいシーンで用いられる色、また作品のモチーフも吉祥を表しています。
「大切なものを入れて、暮らしの中で折に触れて楽しんでもらいたい」と米久さんは話します。
アートピースを暮らしのなかで
※現在、米久 和彦さんの作品はBy Emotionを除き、インターネット上で購入することはできません。
【プロフィール】米久 和彦(こめきゅう かずひこ)
1968年、石川県能美市(旧根上町)生まれ。金沢美術工芸大学 美術学科(油絵)を卒業後、石川県立九谷焼技術研修所 専門コースを終了。1996年に「米久窯」を立ち上げて自営の道に入る。
2001年より、全国各地の百貨店やギャラリーで個展を開催。2010、11年にはウェスティンホテル東京「舞」で開催された「四季の彩り・花と器の宴」のテーブルコーディネートに参加。また東京上野 旧岩崎邸園庭オータムイベント「彩の秋」にて展示など幅広く活動。
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