海外ブランドも頼る生地と縫製
カッコよくてフィットする一本
F.F.G デニムパンツ
通常販売価格
- 100本以上のデニムを履き、10,000本以上のデニムを売った元百貨店バイヤーが推すデニム
- 7つの工場が集結、高品質×リーズナブルを実現
- フィット感も素晴らしく万人にオススメ
目利きが選ぶ「世界一穿き心地のよいデニムパンツ」
ユーザーとして、この30年で100本以上のデニムを穿いてきた。また百貨店のバイヤーとしても、恐らく5桁は下らない数のデニムを扱ってきた。目利きには自信がある。そんな私がF.F.Gのデニムを一言で表現すると、「世界レベルの究極の技術が一本のデニムパンツに凝縮された日本一、いや世界一穿き心地のよいデニムパンツ」だ。
ワンウォッシュ・ストレート サイズ2
モデル身長:180cm
地場産業の挑戦@福山(国内デニム生産シェア1位)
日本のデニム生産シェア1位、広島県福山市の7社が「福山ファクトリーギルド(F.F.G)」を結成、オリジナルのデニムパンツを開発した。この7社にはラグジュアリーブランドのOEM(相手先ブランド名製造)も手がけるファクトリーも多く、高いクオリティに対して魅力的な価格が実現。
まず、福山デニムの歴史を簡単に触れたい。遡ること400年前、初代福山藩主となった水野勝成の綿花栽培奨励が発端となり、幕末期には「備後絣(びんごかすり)」が誕生した。
備後絣で培われた織布と染色技術が、後のデニム産業の基盤となる。「厚手生地の織布技術」は、戦後に特殊な厚手生地の生産、縫製工場の設立につながり、「藍染染色技術」はアメリカの技術を研究したロープ染色工場へと進化していった。
そして、各専門工場が全国各地からのOEMを受けることでさらに技術と品質を高めた結果、世界のラグジュアリーブランドの注文を受けるまでになり、「世界のデニム生産地」へと成長したのだ。
F.F.Gは、「坂本デニム(染糸)」「篠原テキスタイル(製織)」「四川(洗い)」「アルファ企画(刺しゅう)」「サブレ(エージング加工)」「NSG(縫製)」「ホルス(販売)」の市内7社により2018年10月に結成。
若手就業者減少と産業衰退に危機感を抱いた株式会社NSG代表取締役である名和 史普さんと、独自製品の開発を考えていた有限会社ホルスの今福 俊和社長が意気投合して呼び掛けたのがきっかけである。
つまりF.F.Gとは地場産業を担うファクトリーが結集しオリジナル企画商品を生産するという福山発の新たな挑戦なのである。
名和さんは、「年々縮小してゆく国内アパレルブランドや市場を目にして、下請けのモノづくりだけでは危機を感じている。ファクトリーブランドにより生業の存続と継承を図りたい」と語る。
F.F.Gのデニム=ムダな主張のない「シンプルな王道ジーンズ」
私は若い頃よりデニマニアだ。Levi's、Lee、Wranglerを皮切りに海外のAG、DIESEL、TRUE RELIGION、更には国産では45R、EVISU、桃太郎などまで幅広く購入した他、興味は尽きずUNIQLO、GAPもトライした。
現在私はF.F.Gのストレートとテーパードを着用しているが、どちらとも私のデニム歴の中で群を抜いて履き心地がよい。見た目硬そうな表情をしているのに座っても立っても歩いても身体の一部として機能している。Tシャツやアロハシャツとの相性だけでなく、シンプルな白シャツとも相性抜群だ。
私はこのデニムパンツを「育デニム」として現在育成中であるが、驚いたことに一度目の洗濯後から表情を変えてきた。更にヴィンテージ感を増した光沢とフィット感である。来年の今頃にはどんなデニムに育っているのかワクワクが止まらない。
私が求めていた究極のデニムのイメージは、華美な装飾や他の製品との差別化を意識しすぎたムダな主張がないデニムだ。つまり、「シンプルな王道ジーンズ」なのである。これこそが、F.F.Gが数多のデニマニア達に伝えるべく出した答えなんだろうと思った。
「王道ジーンズ」のこだわりを少し紹介したい。
- 微光沢を感じる、インディゴカラー
- 60年から90年前のユニオンスペシャルを代表とするヴィンテージミシンを用いており、他にない経年変化や豊かな表情を楽しめる
- アメリカに歴史を持つユニバーサルジップを使用
- 二本連続にしたフロントのベルトループ
- F.F.Gをあしらった赤い刺繡
- 緯糸にやさしさ、つまり伸縮性のある柔らかい糸を盛り込み履き心地を最大限に優先させている(素材のよさの秘密はここにあるのでは!)
- 当然ではあるが赤耳
ざっと挙げるととこんな感じではあるが、論より証拠、穿いてみると手放せない。間違いない。
長年、デニムパンツを中心とした高級カジュアルアパレルの店長を務めてきた私の妻も着用しているが、「今まで下手すると100本近くのデニムを着用してきたけどこの一本を穿いて本当に驚いた。履き心地がいいと言うのは万人の体型にフィットするということ。このクオリティは凄い」と驚きから感動の域に達している。
デニムパンツがアメリカの作業着としてこの世に誕生してからおよそ150年。今となってはファッションだけでなく、オフィスでも活躍する時代。世界のラグジュアリーが注目する福山のファクトリーが集結し誕生した「F.F.Gデニムパンツ」は、私のワークシーンでもオフタイムでも大活躍している。私の愛車同様にもう手放せない相棒である。
ワンウォッシュ・ストレート サイズ2
モデル身長:180cm
左:ワンウォッシュ・ストレート
着用モデル:女性(163cm)・着用サイズ:00
右:ワンウォッシュ・テーパード
着用モデル・サイズ:左と同じ
左:ワンウォッシュ・テーパード
着用モデル:女性(163cm)・着用サイズ:00
右:リジット・ストレートを1年間着用後の色落ち
※2、3ヶ月に一度、2時間ほど水に漬けたのちに
天日干しを実施
○F.F.Gのデニムパンツができるまで(製織・縫製)
染色された経糸が糸車に巻かれている状態。この糸車は現在は生産されていない。F.F.Gのデニムカラーはピュアインディゴ。糸をあえて芯まで染めず、白い部分を残すことで履くうちにリアルなユーズド感が得られる。染色では洗浄薬剤を抑えて、電解水で洗うことで環境への負荷を軽減。
引き伸ばされた経糸を紡いでゆく。この後、経糸に緯糸を織り込むが、この緯糸の素材や織り込む密度で風合いや肌触り(緯糸が直接足に触れる)、柔らかさ(硬さ)が生み出される。
F.F.Gのデニムパンツの糸は縒り(ねじり回転)を甘くし、「コンパクト」という空気の力で糸を抑え込む特殊な技術で紡績をおこなうため、ケバの出にくい生地となる。織り目を詰めて旧式織機で織ることでしっかりしているのに柔らかい穿きごこちを実現。
織りあがったデニム生地。ここまでの製織は篠原テキスタイル株式会社で行われる。
株式会社NSGへと持ち込まれたデニム生地は、熟練の職工さんにより一工程ずつ分担され、縫製されてゆく。ヴィンテージ ミシンは操作に技術を要するが、最近のテクノロジーでは出せない風合いを実現できる。
後ろポケット、ジッパー、ベルトループ、紙パッチなど各パーツ、そしてF.F.Gのロゴマークが縫われて完成。後ろポケットは特殊なアイロンを用いて立体感をもたせ、切れやすいジッパー部の糸にはポリエステルコーティング糸を採用。ちなみに、パターン(型紙)もNSGで引かれている。
商品詳細・配送・お問い合わせ
ご購入の際の注意点
- この商品は株式会社SoGooが販売し、株式会社NSGが発送いたします。
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- 商品の品質については万全を期しておりますが、万一、配送中の事故等で商品に損傷があった場合や、お申し込みの商品と異なっていた場合は、お手数ですが、商品到着後5日以内に弊社にご連絡ください。この場合の返送料は、弊社が負担いたします。
- 商品写真は実際の色・質感をできる限り再現することができるように心がけておりますが、色・質感などがイメージとは異なるといった理由による返品、交換、変更など、ご注文後のキャンセルは一切お受けいたしかねますので、あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。
○各モデル・サイズの寸法について(単位:cm)
※すべてメンズ・レディース共通
・ワンウォッシュ/ストレート
・ワンウォッシュ/テーパード