コロンビアバッグ「モチーラ ワユー・アルアコ」

ひとつに20日間。先住民族が
手づくりする一点もの

By Emotion

2023.1.25

 

コロンビアの「伝統工芸品」

 

スペイン語で「バッグ」を意味するモチーラ(Mochila)。「モチーラ ワユー」はワユー族のバッグ、「モチーラ アルアコ」はアルアコ族のバッグを指しています。それらモチーラを現地から直接仕入れているのが、モチーラジャパン代表の塚本 清子さんです。およそ10年前のこと。コロンビアで暮らした経験のあるご主人が持っていた、家具やアクセサリーなどの民芸品の本がお気に入りでよく見ていた塚本さん。なかでも特に、日本ではあまり知られていないコロンビアのバッグの鮮やかな色遣いに惹かれていました。

 

 

コロンビアの民芸品についての本

 

 

もともと、イタリアを代表するシューズブランドだった「タニノ・クリスチー」にてマーチャンダイザーとして活躍していた塚本さん。モノへの興味と見る目は人一倍肥えていました。ご主人に相談し、現地にいる妹さんから何個かモチーラワユーを送ってもらったのがモチーラジャパンのはじまり。今ではラグジュアリーブランドのバッグに少し飽きた方が選ぶような、人気のバッグになりました。


 

 

コーディネートのスパイスとして(写真の商品は参考商品)

 

 

モチーラワユーをつくる、ワユー族

太陽・砂漠・風の部族といわれるワユー族は、南米大陸最北端の地、コロンビア北部とベネズエラの国境付近のラ・グアヒーラ半島に住む、南米の原住民族です。資源に乏しい砂漠地帯の半島で、何世紀にもわたり生き延びてきたワユー族。過酷な環境の中でも、その文化は影響を受けずに脈々と受け継がれており、モチーラワユーもそのひとつ。

 

 

 

ラ・グアヒーラ半島

 

 

ワユー族の女性たちは母から子、子から孫へと伝統的な編み物を伝承し残しています。すべてを女性が担うのではなく、バッグの本体は女性が、そして持ち手は男性が作る分業スタイルが確立されています。

 

 

ワユー族の女性たち

 

 

モチーラワユーの特徴的な模様はKanaasと呼ばれ、ひとつひとつワユー族の日常生活に存在する動物やシンボルを抽象化した意味を持っています。模様には決まった意味がある一方、色遣いにはルールはなく自由。そのため、心を揺さぶられるカラーに出会うことも多々ある、と塚本さんは言います。

 

 

民族調のバッグは珍しいものではありませんが、気になるポイントはやはりクオリティではないでしょうか。ほつれたり破れたりしないのは当たり前として、カジュアルになりすぎない絶妙なバランスが欲しいところ。その点、モチーラワユー、モチーラアルアコはしっかり編み込まれているため形崩れしづらく、また大人の女性・男性が持っていても違和感のない遊び心とオリジナリティのあるデザインが他にはない特長です。


 

 

 

最近ではカラーや模様をまねた、他国産の品物も売られていますが、塚本さんが扱うバッグはすべてコロンビアの家庭でつくられたものを直輸入。すべてが一点もののため、気になるデザインがありましたらお求めいただくことをオススメします。