ドクターイシイ

肌悩みの改善は人生を救う
日本で最初の美容皮膚科

 

肌悩みはときに人生を救う

涙ながらに訪れた男性が、今でも忘れられません。

そう語るのは、1973年に日本ではじめて美容皮膚科を開設され、多くの肌トラブルを抱える方々に接してこられた、東京、青山にある石井クリニックを含む美容医療機関ドクターイシイの石井聖子さん。

 

 

顔の皮膚がポロポロ剥けてしまう症状に長年悩まされていたというその男性は、今まで数多くのクリニックや化粧品を試しても、改善の見込みが表れず辛い日々を過ごしていたそうです。

 

 

石井さんは当時、都内の百貨店でドクターイシイが手掛ける代表的商品「THE  FINGGY(ザ フィンギー)」発酵スキンローションの催事を行っていました。美容部員さんに催事の噂を聞き、藁にも縋る思いで会場に訪れた彼に、石井さんは商品のサンプルを渡しました。

 

 

そして数日後、再び催事会場に訪れた彼は、目に涙を浮かべ、「本当にこれに出会えて、僕の人生は変わりました」と言い、長年の悩みがFINNGYによって改善されたと、涙ながらに感謝を伝えに来たそうです。

 

 

時には人生さえも左右するほど、深刻な悩みにとなる肌トラブル。

 

 

私も思春期のニキビにはじまり、成人してからも肌荒れが起きる度、鏡に映る自分の肌と向き合う時間はとても辛く、できれば人に会いたくないと思う日さえあったほど。今でも肌トラブルが起きれば皮膚科へ駆け込むが、肌悩みは老若男女に関係なく、人が思う以上に当人の深刻な悩みになることを実感しています。

 

 

その男性の言葉は、長年様々な人の肌悩みに寄り添ってきた石井さんに今なお深く刻まれていると語ります。

 

人生が変わってしまうくらい肌悩みって本当に奥が深いですし、そこまで訴求できる力をもっているんだと私たちの自信にも繋がりました。彼との出会いは、私にとってもすごい大きなものでしたね。

 

ドクターイシイの石井聖子さん

 

 




日本初の美容皮膚科の誕生

そんな、人生までも変える力をもつ「THE FINGGY」の発酵スキンローションは、どのようにして誕生したのでしょうか。

 

 

それは、日本にまだ医療美容という概念がなかった時代。

 

 

石井クリニックを含む美容医療機関、ドクターイシイの創設者であり、聖子さんのお父さま、石井禮次郎医師は、日本赤十字中央病院に皮膚科医として勤務していました。

 

 

石井禮次郎医師

 

 

火傷などの重症で運ばれる患者の生死と向き合う毎日。そんな中、ニキビに悩む女性が訪ねてきたので、石井医師は頬を緩め「ニキビくらいでは生死に関わらないから、大丈夫」と声をかけると、女性は突然泣き出してしまったそうです。

 

 

その姿を目の当たりにして「この女性にとっては、死活問題になるような大きな悩みだったのに、なんて酷いことを言ってしまったのだろう」と、そのことが日本ではじめて美容皮膚科の道を歩むきっかけとなります。

 

 

医院内部

 

 




門外不出の発酵液「中村菌」

そして、石井クリニックが開業依頼、肌悩みを抱える患者さんに処方してきたのが、「中村菌®※熟成発酵液」と呼ばれる発酵液を独自に配合した発酵湿布液薬「フィンギーマスク®」。

 

 

その効果の高さは評判を呼び、連日クリニックに行列ができ、全国からフィンギーマスク®を求める人が訪れるほどでした。

※中村菌熟成発酵液とは、サッカロミセス脱脂コメヌカ発酵物のことです。

 

 門外不出の発酵液「中村菌」

 

 

石井クリニック開業以前、聖子さんのお爺さまが関西で肌にいいとされる発酵液の噂を耳にし、それを特別に分けていただいたことが、唯一無二の「中村菌®熟成発酵液」との出会いとなります。

 

 

京都で160年の歴史をもつ(株)ナカムラ酵素でつくられるこの発酵液は、清水寺近くの音羽の森の伏流水で、ミネラルを豊富に含む「音羽の水」を使用しており、他の水では理想的な発酵ができなかったといいます。

 

 

そして、一年で一番気温が低いといわれる大寒の寅の日に、米ぬかに酒かす、米麹を加え、音羽の水で仕込み、そこから3年以上自然発酵していくのです。

 

 

こうして京都の恵みの環境下で生まれた「中村菌®熟成発酵液」は、酵母菌だけではなく、様々な菌の複合菌でできているため、今なお完全には解明されていないといわれる希少な発酵液。

 

 

門外不出の発酵液「中村菌」

 

 




構想20年、父と娘の夢

しかし、フィンギーマスク®は医薬品のため医師の診察なしでは処方できず、また冷蔵保存が必須という条件もあり、青山のクリニックに足を運ぶのが難しい方から、商品化を望む多くの声が寄せられたといいます。

 

お化粧品化する構想はずいぶん前からあったんですよ。やっと2011年にそういう話にはなったのですが、その前からの私と父の夢でした。

 

ですが、中村菌®の化粧品化にはまず、アメリカ食品医薬品局(Food and Drug Administration: FDA)の認可が必要となるなど、実現のため一歩、一歩長い時間を要したといいます。

 

 

そして、遂に2012年に処方箋、冷蔵保存不要の発酵スキンローション「THE  FINGGY」は化粧品として一般発売され、「フィンギーマスクをより多くの方に」という父と娘の夢が構想から20年以上の歳月をかけ実現されたのです。

 

 

スキンローション

 

 

主成分にはフィンギーマスク同様「中村菌®熟成発酵液」が配合されています。中村菌®の独特な香りがその証であり、サリチル酸メチルやハッカ油を配合していることで、肌がスーっと目覚めるような清涼感が心地よく感じられます。

 

 

そして、「忙しい毎日でも、これに頼れば大丈夫というラインがほしい」という声をきっかけに、20201月にはTHE FINGGYシリーズに、クレンジング発酵美容液、発酵美容水、発酵ジェルが加わりました。

 

 

実は新たな3アイテムには、フィンギーマスク®に含まれていながら、「中村菌®成熟発酵液」と合わせると長期安定化が難しい成分で、発酵スキンローションには入っていなかった「イシイピートエクストラ®」という泥灰抽出物が配合されており、ライン使いすることによりフィンギーマスク®に近い効果が期待できるとのこと。

 

 

THEFINGY

 

今は発酵液の化粧品って増えてきてきましたが、京都でずっと育てている中村菌®は世界に一つ、唯一無二なんです。他では保湿効果がメインなものが多いですが、ここまで殺菌、鎮静、抗菌の効果に優れている発酵液はなかなかないと思います。

 

そう語る石井さんの表情からは、商品にかける想いと自信が熱いほど伝わってきました。

 

 




自分の肌を昨日よりも少し好きになれたら。

百貨店で涙ながらにお礼に来た男性のように、FINGGYがこれまで救ってきた肌悩みは数知れないが、大手メーカーに比べるとまだまだFINGGYの名を知る人は多くないでしょう。

 

 

しかし、一度使った人はリピーターになることが多いといい、あの男性も今でも愛用者だと語ります。

 

その方のお母さんと妹さんも今ではうちのクリニックの患者さまになっていただいて、今でもお中元、お歳暮のやり取りをその方としているんですよ。

はじめは勿論肌悩みということでしたけど、今ではそれを越えたご家族との付き合いで、父が亡くなった時にも寄せ書きを書いてくださいました。

 

肌質も肌悩みも人それぞれ異なるため、100%万人受け、明日すぐ効果が表れるような魔法の商品は存在しませんが、世代や性別を越えて愛されるフィンギーマスク®FINGGY商品は、まさにその効果の高さを物語っているように思います。

 

肌悩みを抱える方々の一つのソリューションになれたことは大きいと感じます。

 

石井さんの優しくも力強いその言葉は、長年多くの悩みに寄り添ってきた証なのです。

 

 

明日、明後日、一週間、一ヵ月、一年後、、鏡に映る自分の肌を、昨日よりも少し好きになれたら。そして少しでも心が軽く前向きになれたら。

 

 

石井親子が願ったのは、そんな少しでも自分の人生を明るく歩む手助けでしょう。

これから先も、FINGGYによって人生が救われたという人が一人でも増えることを祈って。

 

 

石井親子