世界で活躍する作曲家による
あなただけの音楽レッスン


プライベートミュージックレッスン
通常販売価格
By Emotionだけのパーソナライズレッスン
時間に少し余裕ができ、すきだった音楽をまたはじめたい。
そう思いながらも足踏みしてしまう方に、目的に合わせてパーソナライズできるミュージックレッスンは最高のパートナーになってくれる。それは単にピアノを習うだけではなく、音楽の本質を楽しむことのできる至福の時間。
講師は世界屈指の音楽大学であるジュリアードを卒業し、オーケストラの作曲から、テレビ番組のサウンドトラックの書き下ろしまでも手掛ける、作曲家・小杉紗代さん。小杉さんの活躍は国内外の多岐にわたり、自身の経験や能力を「音楽を愛する人ために活かしたい」と、By Emotionのためだけにパーソナライズレッスンを考えてくれた。
音楽の様々なニーズに合わせて、レベルや目的から、その人にあったレッスンを提供してくれる。それは、小杉さんのこれまでの経歴から音楽全体を把握し、プロデュースできる能力を全面に活かして誕生した特別なレッスンだ。
小杉さんのレッスンの最大の特長は、お客様との「セッション」。音楽を通じての自己表現や、他人とのセッションの中で、音の広がりを生む楽しさを体験して欲しいと、小杉さんは語る。
具体的には以下のようなことが選択肢として可能となる。
- 初心者の場合、自分に合った楽曲選びをしてもらうことから始められる。
- 自分の好きな曲が自分のレベルには難しすぎる場合は、自分のレベルに合わせて小杉さんが自分専用に編曲してもらえる。
- 久々に弾くギターなどの自分の演奏に伴奏を合わせて欲しい方、すでに弾ける曲に更なる表現を見出したい方などにはセッションという形で音楽の広がりを堪能していただくこともできる。
- 歌の場合であれば、自分の声に合った楽曲選びやキー設定をして、生演奏の伴奏で歌うコツを楽しみながら習得していくことができる。
- 小杉さんの指導を受けながら、世界に一つしかないオリジナル楽曲制作をすることもできる
また、小杉さんのこれまでの作曲の経験から、ゴスペル、ジャズ、オペラ、映画、ダンス音楽などの幅広いジャンルにチャレンジすることができる。
NYでの作曲家・小杉紗代さんとの出逢い
そんな小杉さんと私の出会いは10年近く前になる。
共通の友人が、気が合いそうな音楽家がいると紹介してくれたのが、小杉さんだった。はじめはジュリアードに通う作曲家と聞いて、身構えていたが、現れた彼女は人懐っこく話す1人の同世代の女性であった。
私が音楽家としての小杉さんの活動を初めて見たのは、2012年のジュリアードでの楽曲の学内発表会。
小杉さんがお披露目したのは、コンテンポラリーダンスに合わせた、ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラのトリオとハープの4つの楽器を使った楽曲だった。普段一緒にきゃっきゃっとよく話す愛くるしい友人としての小杉さんからはとても想像することのできない、躍動感と迫力のある作品であった。
次に小杉さんの音楽を聴いたのは、彼女が発表した新しいオーケストラ作品だった。小杉さん自身、当初は自分が100人同時演奏するようなオーケストラへの作曲ができるようになるなんて思いもよらなかったそうだ。
オーケストラへの作曲は、全ての楽器の特性を理解し、複数の楽器を同時に一つのハーモニーになるよう頭の中で音を重ねて想像しなければならない。組み合わせが無限大な様々な音。それを、一つの楽曲にまとめていく作業にはかなりの創造性と経験が必要となる。小杉さんはそれを実現するため、文字通り血の滲むような努力をしていた。
作曲中の小杉さんの集中力は凄まじく、部屋からまったく出てこず、食事にもほとんど手を付けない。
本人はそれを「山籠もり」と呼んでいた。小杉さんの音楽に対してのジュリアードでの評価は極めて高く、最も優秀な作品に贈られるPalmer Dixon Prize を受賞し、卒業した。
小杉さんは複数の芸術を一つの作品として昇華させるコラボレーティブアートを得意とする。彼女のコラボレーティブアートの大作の代表として、ベルギー王立フランダースバレエ団への楽曲がある。ベルギーにおける第一次世界大戦終戦100周年の記念作品である『フランダースフィールド』である。
小杉さんは自分が表現をする風景の理解を進めたい一心で、1人でベルギー郊外の戦地跡に訪問した。大戦の傷跡が残る景色に自らを置き、戦争で家族を亡くした人の話を聞いたりすることでインスピレーションを得た。同楽曲はフィナンシャルタイムズ誌などの他、多くの媒体から称賛を得ている。
2017年には、バイオリニスト五嶋龍氏による演奏で自作曲のCD『Lilac Nova』をリリース。北米やアジア各国や国内の音楽祭等で何度も継続的に演奏実施している。継続的な演奏はクラシックでは珍しいことではないが、このような新作を連続で実施するというのは非常にレアなことである。
小杉さんの活躍は多岐にわたり、日本国内だと、フジテレビの朝の番組『めざましテレビ』の2015年度のオープニングソングや、『プロ野球ニュース』のサウンドトラックなどのテレビ番組への楽曲を書き下ろしている。
直近だと、東宝演劇の音楽朗読劇Voicarion(藤沢文翁脚本・演出)の作曲・音楽監督を担当している。皆さんも知らず知らずのうちに、小杉さんの作品を耳にしているはずだ。
作曲で「いま」を残す
小杉さんが音楽に感じる大きな魅力は、「新しいものを創作していく楽しさ」だという。誰もが知っているクラシックのレパートリーでなく、演奏される時まで誰も聞いたことのない音楽が生まれる瞬間、その音楽が初めて観客にお披露目される際の高揚感がたまらないのだという。
モーツアルトの時代の人々が見ていた風景や生活文化とは違い、現代を生きる中で感じたものを音楽に表現し、現代の聴衆と共有する。作曲を新たにするということは、生きている「いま」を残すということであり、そこにやりがいを感じていると言う。
そして、楽譜を完成させたその後にさらに音楽の楽しさは広がるのだと語る。
楽譜は音符でしかなく、それをどんな「解釈」や「感情」を込めて演奏してもらうかで全く違う曲になるのだという。作曲家と奏者との間でのコミュニケーションを経て、「音符」には息が吹き込まれ、生きた音楽が完成する。
音楽を通じて豊かさを
セッションでの2人以上の演奏は、音が混ざって共鳴して1+1=2以上の音の広がりが生まれる。
また、相手の演奏に引っ張られたり、乗ってみたり、自分が思うようにテンポをリードしたり、1人では味わえない音楽の楽しみ方ができる。少し自信がない状態でも、小杉さんの息を合わせた巧みなリードとちょっとしたコツを掴むことにより、自分で驚くほど音楽が美しく響き、上達を実感することができる。
自分の中から発する音の至福を味わうだけでなく、誰かと呼吸を合わせてものを生み出す。そんな音楽の楽しみ方を、味わって見て欲しい。
「楽譜を追うだけでは得られないような、自分らしい音楽の楽しみ方を、より多くの人と共有したい」――そう小杉さんは熱く語る。
レッスン費用
1回券(1時間):18,700円(税込)
10時間綴りチケット:176,000円(税込)
※小杉さんによる編曲作業など、レッスン時間外に時間が必要な場合は回数券の使用の仕方を相談させていただきます。
商品詳細・配送・お問い合わせ
ご購入の際の注意点
- レッスン枠の空きが無い場合は、ご希望に添えない可能性がございますので予めご了承ください。
- ご成約後のお客様のご都合によるキャンセルはお受け致しかねます。あらかじめご了承くださいますようお願い致します。
- 10回券の有効期限は1年間となります。有効期限の切れたチケットは消化扱いとなります。
10時間:176,000円(税込)
①本ページ上部のお問い合わせ欄よりレッスンの申し込みをお願いいたします。
②お客様のニーズを把握するためにヒアリング面談を行います。(30分程度、オンラインビデオ電話で実施させていただきます。)
③ヒアリング面談結果を受けてレッスンを申し込まれる場合、初回レッスンのための1回券(18,700円 税込)をご購入いただきます。
④初回レッスンを実施いたします。
⑤初回レッスン後、レッスン継続をご希望の場合は、1回券、もしくは10回券をご購入いただけます。